一般歯科(むし歯治療)

患者さんのプライオリティを重視した治療

  • 治療後に食事をしたい
  • 痛みが苦手なので、しっかり麻酔を効かせてほしい
  • 状態が悪くても、できるだけ歯を残してほしい

皆さんは、どのような治療を望んでいますか?治療に対するご要望は、患者さんの体質や生活環境、性格などによって変わってきます。
同じ症状でも、一律的な治療をしていては患者さんの満足度が低くなってしまいます。
当院は、患者さんのプライオリティを重視した一般歯科診療をしています。
治療中の痛み、歯を抜く・抜かない、治療方法、治療期間など、カウンセリングでご要望を伺い、それに合わせた治療方法を提案します。
もちろん、診断結果によっては、患者さんの意にそぐわない場合もあるでしょう。
そんなときは、相談しながら患者さんにとって最善の治療法を提案します。
納得できる治療を受けたい方は、当院までご相談ください。

患者さんのプライオリティを重視した治療

痛みに配慮した治療

同じ治療内容でも、ある方は強い痛みを訴え、別の方はほとんど痛くなかったとおっしゃいます。
また、治療後に食事をする方は、できるだけ麻酔が早く切れてほしいと望むかもしれません。
当院では、患者さんの要望に合わせた、できるだけ痛みの少ない治療に取り組んでいます。
治療前に、患者さんの治療後の予定や体質、ご要望などを確認し、麻酔の量を調整します。
痛みに強い不安があればしっかり麻酔をかけ、治療後に食事の予定があるときは、麻酔液の量を減らして早めに切れるようにします。
その場合は、麻酔が効いている時間や切れたときのことも含めて説明しておきます。
麻酔に関するご要望がありましたら、遠慮せずにドクターまでお申し付けください。

痛みに配慮した治療
【取り組み】痛みの感じにくい部分に針を刺す
お口の中には痛みを感じやすい部分(痛点)があります。
ここに針を刺すと痛みを強く感じるので、麻酔をするときは痛点を外して痛みを感じにくくします。
痛みがまったくなくなるわけではありませんが、強い痛みではありませんのでご安心ください。
治療の途中で痛くなったら
むし歯の大きさや場所によっては、麻酔が効きにくいことがあります。
治療の途中で痛くなったら麻酔の追加ができますが、その前に必ず患者さんと相談してから対応いたします。
というのも、治療の進み具合によっては、あと少しで治療が終わることもあれば、削り始めたばかりの方もいます。
その時々の治療の進み具合を見ながら、このまま治療を続けるのが難しい場合に麻酔を追加します。
もちろん、患者さんの希望が第一ですので、必ず確認をした上で行っています。
治療前の不安を取り除く
患者さんが痛みを感じているかどうかは、目の動きや頬の内側の動脈の拍動から伝わってきます。
緊張していると筋肉が硬くなり、ちょっとした刺激でも強い痛みを感じるので、事前にきちんと説明してから麻酔をします。
説明があれば患者さんの不安も和らいできますので、安心して治療を受けてください。

肝心なのは予防です

むし歯になると、悪くなった部分を削って取り、補綴物(詰め物・被せ物)を装着して治します。近年は補綴物の素材が良くなり、長持ちするようになりました。
とはいえ、どんなに優れた素材を使っても、口腔ケアを怠っていれば再びむし歯にならないとも限りません。
むし歯治療で大切なことは、快適な状態を長く保つことです。
当院が目標としているのは、一生自分の歯で食事ができることです。治療後の安定した状態を維持するために、治療後のメンテナンスに力を入れています。

肝心なのは予防です

むし歯の進行と症状

むし歯は、細菌が歯の表面を少しずつ溶かしていき、やがて歯のほとんどを溶かしていくお口の中の病気です。
初期段階ではほとんど痛みがありません。
症状が進むにつれてしみるようになり、激しい痛みが伴うようになります。
さらに症状が重くなると、神経が壊死して痛みを感じなくなります。

むし歯の進行と治療方法

第一度(CO)脱灰CO

症状:エナメル質の表面が酸で溶かされた状態で、この段階ではほとんど痛みはありません。
治療:歯科医院でフッ素塗布をすると、再石灰化が期待できます。

第一度(CO)脱灰CO
第二度(C1)エナメル質のむし歯C1

症状:エナメル質が溶かされた状態で、この段階になると再石灰化は望めません。
治療:むし歯菌に感染した部分を削り、詰め物を入れる治療をします。

第二度(C1)エナメル質のむし歯C1
第三度(C2)象牙質のむし歯C2

症状:むし歯が象牙質まで達した状態で、冷たい飲食物や、甘い食べ物がしみるようになります。
治療:むし歯菌に感染した部分を削り、被せ物を装着する治療をします。

第三度(C2)象牙質のむし歯C2
第四度(C3)神経に達したむし歯C3

症状:むし歯が神経まで達した状態で、強い痛みを感じるようになります。
治療:歯を大きく削って神経を取る処置(抜髄)をしたあとに、被せ物を装着します。

第四度(C3)神経に達したむし歯C3
第五度(C4)歯根に達したむし歯C4

症状:むし歯が歯髄(歯の根)にまで達して大きな穴があき、残っている歯質がほとんどない状態です。
治療:残っている歯質があれば抜髄をして、土台を立ててから被せ物を装着します。状態が悪い場合は抜歯となります。

第五度(C4)歯根に達したむし歯C4

進行した深い虫歯でもできるだけ歯を残す方法を追求します

失った歯を補うために、インプラント、入れ歯、ブリッジなど様々な治療法がありますが、本物の歯に勝るものはありません。
私たちの歯は、神経(歯の神経を歯髄といいます)を持つことで栄養を補給し、健康な状態を保っています。
一方、神経を失った歯は、栄養の供給が途絶えることで強度を失い、寿命が大幅に短くなります。
当院では「歯髄をできるだけ残す」という方針のもと、虫歯の治療に取り組んでいます。
過去に抜歯を余儀なくされた重症例でも、精密な虫歯治療により神経を残し、患者さんの大切な歯を守ってきた実績があります。

歯髄がなくなると歯はどうなるか
歯の中にある「歯髄」は、歯の健康な機能を維持するためにとても重要な役割を担っています。
歯髄の働きによって、栄養のある「生きた歯」は、常に健康な状態を保つことができるのです。
歯髄のある歯は樹木のように柔らかく、滅多に折れることはありません。
しかし、虫歯の進行により歯から歯髄を取り除くと、栄養の供給が絶たれるだけでなく、歯そのものが痩せて薄くなります。
枯れ木のように折れてしまうことさえあります。
一度折れてしまった歯は、元の状態に戻すことが非常に難しく、抜歯になる可能性が非常に高くなります。
歯髄をできるだけ残す
前述したように、私たちの歯の寿命は、歯髄の有無に大きく左右されます。
そのため、深い虫歯が進行している場合でも、できる限り歯髄を残すように努めています。
歯髄を残すことが健康な歯を維持することにつながるからです。
しかし、常に歯髄を残すことが最善の治療法とは限りません。
虫歯の進行状況によっては、歯髄を除去することで適切な治療につながる場合もあります。
例えば、生きている歯髄が腐ってひどい炎症を起こしている場合、歯髄を除去して激しい痛みを和らげることがあります。
また、虫歯が進行しすぎて歯髄が死んでしまうと、根の先まで感染が進み、歯の先端に膿が発生し、非常に痛い「根尖周囲炎」を起こすこともあります。
しかし、歯髄を取り除くのはあくまで最終手段であり、その前にマイクロスコープを使って、人間が生まれながらにして持っている「生きている歯」を残す治療を追求する必要があるのです。
歯髄を残すための取り組み
科学的根拠に基づく検査・診断
当院では、科学的根拠に基づく検査・診断を大切にしています。
治療前の適切な検査と診断が、適切な治療の導出につながります。
歯髄保存治療では、まず歯髄が生きているかどうかを判断することが重要です。
そこで当院では、レントゲンによって歯根や歯髄の状態(病気の有無)を調べています。
また、電気歯髄診断装置で患部を弱く刺激したり、温かいものや冷たいものを口に入れたりするなど、さまざまな「刺激」によって痛みや違和感の有無を確認することができるのです。
歯は生きています。
確実な診断ができれば、「歯髄を残す(保存する)か」「炎症が強いので歯髄を除去するか」など、適切な治療法を選択することができるのです。
正確で安全な治療のための歯科用マイクロスコープの使用
当院では、精密虫歯治療のすべての治療に歯科用マイクロスコープを使用し、精密で安全な治療を行っています。
例えば、歯髄を治療する場合、歯髄の露出面積は1mm以下となることがあり、肉眼での精密な治療は非常に困難です。
そのため、歯科用マイクロスコープが欠かせません。
歯科用マイクロスコープを使用すると、視野が20倍近くに拡大されるため、歯髄保存治療の成功率が大幅にアップします。
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