歯周病治療

歯周病を早期発見しましょう!

  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯を磨くと、歯ブラシに血が滲んでいる
  • 朝起きると口の中がネバネバしている
  • 口臭がきつくて悩んでいる
  • 硬い物が噛みにくくて食べられない
  • 歯ぐきが下がってきて、歯と歯の間にすき間ができてきた
  • 指で歯を触るとぐらぐらする
歯周病を早期発見しましょう!

お口の中をチェックしてみてください。
もしもこのような症状があれば歯周病かもしれません。
歯周病は放っておいても治りませんが、早期発見・早期治療で完治できる病気です。
当院では、歯周病の早期発見・早期治療に努めています。
少しでもお口の中に異変があれば、早めに歯周病検査を受けましょう。

歯周病とは

歯周病の原因は、お口の中に存在する歯周病菌です。
お口の中に汚れが残っていると、細菌が繁殖して歯周病になります。
初期段階では自覚症状がほとんどなく、腫れや出血などの症状が現れたときにはかなり進行しています。
さらに進行すると骨が溶かされて、やがて歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。

患者さんのペースに合わせた歯周病治療

患者さんのペースに合わせた歯周病治療歯周病は、初期症状がほとんどなく、早期発見が難しい病気です。
患者さんの多くは、歯周病の症状が現れてから治療に来ます。
歯周病治療は症状が改善されるまでに時間がかかるため、最後まで治療を続けるにはとても根気がいる治療です。
人によっては、毎月治療を受けているのに、思うような成果が得られない方もいらっしゃいます。
回を重ねるごとに確実に改善していくのがベストなのかもしれませんが、患者さんにはそれぞれのペースがありますので、現状を維持していくことが大切です。
それを考えずに治療を進めると、患者さんのモチベーションが下がり、現状維持さえ難しくなってしまいます。
当院では、一人ひとりのペースを見ながら、その方に合った治療を進めています。
温かい目で見守っていますので、根気強く頑張りましょう!

メンテナンスで治療後の再発を防ぐ

メンテナンスで治療後の再発を防ぐ歯周病は、完治が難しい病気です。
歯周病治療で症状を改善しても、その後のお手入れが悪ければ再発の恐れがあります。
大切な歯を歯周病から守るためにも、定期的にメンテナンスを受けて、お口の中の環境を整えましょう。

当院の歯周病治療

【スケーリング】原因菌を除去して、歯肉を改善する

歯周病治療の基本とも言える治療で、歯科衛生士が歯周病の原因となる汚れを専用器具で除去する処置です。
スケーラーと呼ばれる器具を使い、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間に溜まっている汚れや歯石を1本1本ていねいに取り除いていきます。
施術後は歯ぐきが引き締まって、歯肉の状態が安定してきます。
また、汚れや歯石と一緒に細菌も取り除くので、お口の中の環境が改善され、歯周病による口臭も改善されます。

【スケーリング】原因菌を除去して、歯肉を改善する
【レーザー治療】ピンポイントで歯周病菌を除菌する

歯周病は、レーザーを併用すると効率良く原因菌を除去できます。
当院では「Nd:YAGレーザー(ネオジウム・ヤグレーザー)」による歯周病治療を行っています。
歯ぐきの腫れや炎症がある場合にレーザーを照射すると、患部を殺菌・消毒して、歯周病菌が死滅します。
短時間で効果が現れ、治療後は、歯ぐきの腫れや炎症が治まります。
麻酔をせずに治療ができ、照射時の痛みや熱がないので、歯肉や身体への負担がほとんどありません。
レーザー治療により、進行した歯周病でも短期間で改善できるようになりました。

【レーザー治療】ピンポイントで歯周病菌を除菌する
Nd:YAGレーザー(ネオジウム・ヤグレーザー)
Nd:YAGレーザーは、レーザー光を応用した装置です。
優れた殺菌力があり、患部の深部に浸透して細菌を除去します。
応用範囲は広く、歯周病治療から根管治療、歯肉の炎症や歯ぐきの腫れを抑え、知覚過敏の緩和や歯ぐきの黒ずみの除去などで高い効果を発揮します。
照射時の痛みや熱、違和感がないので、安全で副作用のない治療が可能です。
レーザー治療のメリット
・患部の深部まで作用し、優れた殺菌力で原因菌を除菌する
・熱や痛み、副作用がないので安全
・重度の場合でも、短期間で症状を改善できる
・殺菌効果が高く、治癒力が高まる

歯周病の進行と症状

歯周病は、歯肉炎→歯周炎と、段階を追って進行していきます。 初期段階では自覚症状がほとんどありません。やがて歯肉炎になると歯肉が赤く腫れ、さらに進行すると、歯周炎となって歯槽骨が溶かされてしまいます。

歯肉の状態 口腔内の様子 歯周病の症状
健康な状態 (口腔内の様子)
歯ぐきの色は薄いピンク色で引き締まり、歯と歯の間にしっかりと入り込んでいます。歯を磨いたときに出血することはありません。
(歯周病の症状)
健康な歯ぐきなので、症状はありません。
歯肉炎 (口腔内の様子)
歯ぐきが赤く腫れて、歯と歯の間の歯肉が膨らんできます。この段階では、まだ歯槽骨への影響はありません。
(歯周病の症状)
歯垢(プラーク)に含まれる細菌がお口の中で毒素を排出して炎症を引き起こし、歯を磨くと歯ブラシに血が混じるようになります。また、歯周ポケットの溝が深くなり、プラークや汚れが溜まりやすくなります。
歯周炎 (口腔内の様子)
歯ぐきが赤紫色に腫れて、触るとぶよぶよしています。この段階になると歯肉の後退が始まり、歯が長く見えるようになります。
(歯周病の症状)
炎症が歯槽骨まで進んだ状態となり、歯みがきをすると、ほんの少しの刺激でも血や膿が出ることがあります。

歯周病の進行と症状

歯周病の怖いところは、口の中だけでなく、全身の病気と密接に関係していると言われているところです。

歯周病は全身にどのような影響を及ぼすのか?

歯周病は、歯周病菌によって口腔内の歯周組織に炎症が起こる細菌感染症です。
この歯周病菌は、口腔粘膜から血管に入り込み、体内を循環する可能性があり、また、サイトカインという炎症性物質を産生し、血管を通じて体に悪影響を及ぼす可能性があります。
歯周病の悪化は、全身に次のような悪影響を及ぼすと言われています。

糖尿病
糖尿病と歯周病は最も密接な関係があると言われています。
糖尿病と歯周病は相互に関連しており、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化することが報告されています。
歯周病が悪化すると、「サイトカイン」と呼ばれる血液中の炎症性物質が増え、インスリンの働きが低下するため、血糖値が上がりにくくなります。
歯周病と糖尿病は密接な関係があると言われており、その結果、糖尿病が悪化すると考えられています。
心筋梗塞
歯周病の原因となる細菌は、心臓にも影響を与えます。
歯周病の原因菌が血管内にプラーク(脂肪沈着物)を形成し、それが心臓の血管内壁に付着すると、血液の通り道が狭くなり、心筋梗塞につながるのです。
脳梗塞
歯周病菌によって脳の血管にプラークが付着すると、脳の血管が詰まり、脳梗塞になることがあります。
早産・低出生体重児出産
また、歯周病は妊娠中の母親との関連も指摘されています。
妊娠中のホルモンバランスの崩れの影響により、歯茎が腫れやすくなり、歯周炎を引き起こします。
そのまま歯周病に発展すると、歯周病菌による炎症が起こり、子宮の収縮につながる。
その結果、満期出産を待たずに早産になる危険性があるのです。
そして、早産は必然的に、身体機能が未熟なまま生まれてくる低体重児の割合が高くなります。
誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎は、寝たきりや高齢者によく見られる問題です。
口腔機能が低下すると、嚥下機能が低下し、臓器の誤飲による肺炎の発生が厄介です。
誤嚥性肺炎患者の肺から歯周病菌が高い割合で検出されることが報告されていることから、歯周病と誤嚥性肺炎には密接な関係があると考えられている…

歯周病のコントロールと進行予防が大切です

歯周病は全身疾患と密接な関係があります。
歯周病は、全身の健康と密接に関連することが知られている生活習慣病と考えられています。
また、歯周病の発症リスクは誰にでもあるため、歯周病と診断された場合は、適切な治療を受けることでリスクを軽減することができます。
歯周病は、定期的な歯石除去やクリーニングで予防することができます。
歯周病を予防するために歯科医院で定期的に予防治療を行うことは、お口の健康だけでなく、全身の健康にもつながります。

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