今回は、矯正治療で歯並びを整えた後にホワイトニングを行い、最後にセラミックスブリッジで口元を仕上げた症例をご紹介します。
歯並びや歯の色を整えてからセラミックスブリッジを製作することで、お口全体の調和がとれた、より自然で美しい仕上がりを目指すことができます。
それでは、症例情報から見ていきます。

矯正治療を行う
始めに「前歯でしっかり噛めるようになりたい」というお悩みで来院し、矯正治療をはじめました。
動的治療一年六ヶ月後、前歯がしっかり噛み合い見た目だけでなく前歯で噛める機能的な咬み合わせを獲得することができました。

ホワイトニング後の歯の色を確認
今回の患者さまは、ホワイトニングを終えた後にセラミックスブリッジの治療を進めました。
ホワイトニング後は歯の色が以前より明るくなるため、その色に合わせてブリッジを製作することで、周囲の天然歯とより自然に調和した仕上がりが期待できます。
色合わせでは、単に「白い歯」を選ぶのではなく、お口全体のバランスを確認しながら色調を決定します。
「歯の色」…ホワイトニング症例詳細ブログはこちら→https://www.goto-smile.com/blog/whitening/6492/

むし歯がないことを確認
新しいセラミックスブリッジを製作する前に、お口の中の状態をしっかり確認します。
特に重要なのが、ブリッジを支える歯にむし歯がないかを確認することです。

もしむし歯がある状態で新しいブリッジを装着してしまうと、後からむし歯が進行し、再治療が必要になる可能性があります。
ホワイトニング後の歯の色に合わせられることを確認するとともに、むし歯がないことをしっかり診査し、セラミックスブリッジの注意点も説明した上で予定通り製作へ進みました。
セラミックスブリッジは自然な見た目で金属を使わない治療ですが、
支える歯に負担がかかるため、歯ぎしりや食いしばり防止の目的で夜間のマウスピースの使用が必要になります。
セラミックスブリッジの費用についてご説明
セラミックスブリッジは自由診療となるため、治療前には費用についてもしっかりご説明しました。
今回のセラミックスブリッジの費用はこちらです。

患者さまから「どこの医院でも同じ金額ですか?」というご 質問をいただくことがありますが、実際には医院によって費用は異なります。
その理由として、使用するセラミックスの種類や品質、製作を担当する歯科技工所、治療工程、保証内容などに違いがあるためです。
そのため、費用だけを比較するのではなく、どのような材料を使用し、どのような治療を受けられるのかまで含めてご検討いただくことが大切です。
患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、治療内容と費用について十分にご説明し、ご納得いただいてから次のステップへ進みます。
精密な型取りを行いました
治療内容と費用についてご理解・ご納得いただいた後、セラミックスブリッジを製作するための型取りを行いました。
セラミックスブリッジは、お口にぴったりと適合することが重要です。そのため、型取りでは細かい部分まで正確に記録できるよう丁寧に行います。
型取りの精度が高いほど、完成したブリッジの適合性や装着感、見た目の美しさにもつながります。
患者さまに快適に長くお使いいただけるセラミックスブリッジを製作するためには、この工程も非常に大切な治療の一つです。
セラミックスクラウンセットを丁寧に実施
「被せ物」…セラミックスブリッジ

完成したセラミックスクラウンは、すぐには付けず、まずお口の中で「見た目」や「噛み合わせ」を丁寧に確認しました。色が周りの歯になじんでいるか、笑った時に自然に見えるか、違和感なく話せるかなども細かくチェックしていきます。問題がないことを確認した後、専用の接着剤でしっかり装着し、最後に噛み合わせを調整しました。
装着後は、不自然だった前歯の色や境目が改善し、自然な口元になりました。

よくある質問
セラミックスブリッジ(ジルコニア)と保険のブリッジの違いを教えてください。
セラミックスブリッジ(ジルコニア)と保険のブリッジは、見た目・耐久性・使用する材料に違いがあります。
セラミックスブリッジ(ジルコニア)は、白く自然な見た目で変色しにくく、金属を使用しないため金属アレルギーの心配が少ない素材です。また、強度が高く、汚れも付きにくいため、長く美しさを保ちやすいのが特徴です。
一方、保険のブリッジは保険適用で費用を抑えられますが、使用する材料によっては金属が見えたり、時間の経過とともに変色や摩耗が起きます。
セラミックスブリッジは変色しますか?
セラミックスブリッジは、コーヒーやお茶、赤ワインなどによる着色が付きにくく、長期間きれいな色合いを保ちやすい素材です。また、表面が滑らかで汚れやプラークも付着しにくいため、天然歯に比べて清潔な状態を維持しやすいという特徴があります。さらに、変色しにくいため、前歯など見た目を重視する部位にも適しています。ただし、毎日の歯みがきやフロス、定期的なクリーニングを怠ると、周囲の歯や歯ぐきに汚れがたまり、むし歯や歯周病の原因になることがあります。美しさと健康を長く保つためにも、日頃のセルフケアと定期的なメインテナンスを続けることが大切です。
セラミックスブリッジは誰でもできますか?
セラミックスブリッジは、見た目の自然さや機能性に優れ、多くの方に適した治療法ですが、すべての方に適応できるわけではありません。治療を安全かつ長持ちさせるためには、支えとなる歯が十分に健康であることが重要です。また、歯ぐきやあごの骨の状態、かみ合わせのバランス、歯ぎしりや食いしばりの有無なども総合的に確認し、治療の可否を判断します。特に歯周病が進行している場合は、先に歯周病治療を行う必要があります。まずはしっかり検査を受け、ご自身のお口に合った治療法を相談することが大切です。
まとめ
矯正治療、ホワイトニングを経て行うセラミックスブリッジ治療では、ホワイトニング後の歯の色を確認し、虫歯の有無をしっかり診査したうえで、治療内容や費用について十分にご説明し、精密な型取りを行うことが大切です。
一つひとつの工程を丁寧に進めることで、患者さまにご満足いただける自然で美しいセラミックスブリッジへとつながります。


「歯並び」「歯の色」「被せ物」のすべてをトータルで整えることで、より自然で美しい口元を実現できます。セラミックスブリッジをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
こちらのブログではこれからも、矯正治療や歯科治療に関する情報を発信していきますので、皆様のお口の健康に少しでも役立てていただけますと幸いです。
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