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矯正中はむし歯のリスクが4倍!?クリーニングをして予防しよう😁


皆様こんにちは!山形市の「ごとう歯科・矯正歯科クリニック」です🦷🪥


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歯列矯正を始めると、見た目の変化やかみ合わせの改善などたくさんのメリットがあります。

しかし、矯正装置がついている間は、日常の歯みがきやお口のケアが難しくなりがちです。

そのため、虫歯や歯周病のリスクが4倍に高まります。

そこで欠かせないのが「矯正中のクリーニング(歯の専門的な清掃)」です。

この記事では、矯正治療中のクリーニングがなぜ重要なのか、どのような内容なのか、どれくらいの頻度で受けるべきかなどを、わかりやすく解説します。


矯正中のお口の中はどう変わる?

汚れが溜まりやすい構造になる
ワイヤーやブラケットの周りには、食べかすやプラーク(歯垢)が溜まりやすく、通常よりも清掃が困難になります。特にブラケット周囲やワイヤーの下は、普通の歯ブラシだけでは落としにくい部位です。

唾液の自浄作用が低下する
装置があることで唾液の流れが妨げられ、自然な洗浄効果が低下します。そのため、口の中が乾燥しやすく、細菌が増えやすい環境になります。

歯ぐきの炎症が起こりやすい
プラーク(歯垢)が残りやすいため、歯ぐきの腫れや出血が出やすくなります。歯ぐきの炎症を放置すると歯周病が進行するリスクが高まります。

ホワイトスポット(白い斑点)のリスク
矯正装置周囲にプラーク(歯垢)が残ると、初期むし歯が進行して「白い脱灰斑(ホワイトスポット)」が起こります。矯正後に歯並びがきれいになっても、白い斑点があると歯の健康だけでなく見た目にも影響します。


なぜ矯正中のクリーニングが必要なの?

矯正中の口腔ケアは自宅での歯みがきだけでは不十分になりやすく、プロによるクリーニングが欠かせません。

虫歯・歯周病の予防
定期的にプラークや歯石を取り除くことで、口腔内を清潔に保ちます。
装置がついている状態で虫歯治療や歯周病治療を行うのは、治療期間が長引く原因になります。せっかく歯並びが良くなっても、歯や歯ぐきの健康が損なわれてしまってはもったいないため、予防が大切です。

装置のトラブルを防ぐ
汚れが溜まるとワイヤーやブラケットが外れやすくなり、治療の進行に影響します。

口臭予防
食べかすや細菌が残ることで発生する口臭を防ぐことができます。

治療後の仕上がりをきれいに保つ
矯正後に虫歯やホワイトスポットが残ってしまうと、せっかく整った歯並びの美しさが損なわれてしまいます。


ごとう歯科で行う「矯正中のクリーニング」とは?

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矯正治療中のクリーニングでは、通常の「歯の掃除」とは異なり、矯正装置に配慮した専門的なケアが行われます。

プラーク(歯垢)と歯石の除去(スケーリング)
専用の器具を使って、ブラケットの周囲や歯と歯ぐきの境目にたまった歯垢やプラーク(歯石)を取り除きます。超音波スケーラーで細かい部分まで丁寧に清掃します。

歯の表面の汚れを除去(エアフロー)
エアフローと呼ばれる専用の機械を使ったケアで、超微細なパウダーと水、空気をジェット状に吹きつけてプラーク(歯垢)や茶渋・タバコのヤニなどの着色を除去します。
歯に優しく汚れを落とすことができ、汚れの再付着も防ぎます。

ナノ粒子ハイドロキシアパタイト塗布
仕上げにナノ粒子ハイドロキシアパタイトを歯の表面に塗布します。ナノ粒子ハイドロキシアパタイトには初期むし歯を治したり、歯の表面の傷を埋めて汚れを付きにくくする作用があります。特に矯正中はむし歯のリスクが高いため、歯の内部から修復するナノ粒子ハイドロキシアパタイトは非常に効果的です。

ブラッシング指導
矯正装置に合わせた歯みがきの仕方を、歯科衛生士が直接指導します。歯ブラシの当て方や補助器具(タフトブラシなど)の正しい使い方も学べます。


どれくらいの頻度で通えばいい?

矯正中のクリーニングは、1~3ヶ月に1回程度が一般的です。ただし、口腔内の状態や使用している装置の種類によって変わります。

たとえば、

食べかすがたまりやすい装置(表側のワイヤー矯正など)の場合 → 1~2ヶ月ごと

マウスピース矯正(インビザラインなど)の場合 → 3ヶ月に1回程度

をおすすめしています。歯科医師・衛生士と相談しながら、適切なペースでクリーニングを行いましょう。


自宅でできるケアと併用がカギ!

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専門的なクリーニングだけでなく、毎日のセルフケアもとても重要です。以下のポイントを押さえて、矯正中の口腔ケアを万全にしましょう。

◾ 矯正中のセルフケア
1.普通の歯ブラシで歯と歯ぐきの境目に当てて横磨きする
2.ワンタフトブラシで「歯と装置の境目」「ワイヤーの下」を磨く

特に磨き残しが出やすい部分は、
・歯と歯ぐきの境目
・矯正装置と歯の境目・歯と歯の間やワイヤーと歯の間

になりますので、注意して磨きましょう!

3.洗口剤の併用
洗口剤も併用するとより予防効果が高くなります。当院ではむし歯予防の「フッ素洗口剤」とお口の細菌を吸着して落としてくれる「ナノ粒子ハイドロキシアパタイト配合洗口剤」をおすすめしています。

~洗口剤の選び方~
・むし歯リスクが高い→フッ素洗口剤
・歯磨きが苦手、歯周病リスクが高い→ナノ粒子ハイドロキシアパタイト配合洗口剤


矯正治療中にむし歯になると…

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矯正治療中にむし歯になると、治療の進行にさまざまな影響が出ることがあります。

むし歯ができた場合、状態によっては進行を防ぐために早急な治療が必要となります。

また、むし歯の位置により矯正装置を一時的に外す必要があり、矯正治療のスケジュールが遅れる原因となります。

また、むし歯が進行して神経まで達した場合は、根管治療(神経を取る治療)などの大がかりな処置が必要になり、その歯の移動が難しくなる場合もあります。

最悪の場合、歯を抜かなければならず、矯正計画の大幅な変更が必要となることもあります。

矯正中は見た目の変化に意識が向きがちですが、むし歯予防や口腔衛生管理が非常に重要です。

定期的なクリーニングと正しいブラッシング、ワンタフトブラシ・洗口剤の活用などでむし歯を防ぐことが、矯正治療を成功させるための鍵となります。

さらに、甘い飲食物の摂取を控えたり、間食の回数を見直したりするなど、生活習慣の見直しも効果的です。

矯正期間中は特に、セルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアの両立が求められます。


まとめ

当院では事前にクリーニングのご予約を取っていただき、矯正治療の日と一緒にクリーニングを行うことができます(保険矯正の場合は別日になります)。

矯正中は、装置の影響で普段よりも歯みがきが難しくなり、口の中が汚れやすくなります。

だからこそ、歯科医院で定期的に「矯正中のクリーニング」を受けることが非常に重要です。

矯正中のクリーニングは単なる掃除ではなく、虫歯や歯周病を予防し、治療をスムーズに進めるための“サポートケア”です。

セルフケアとプロケアを両立させることで、健康で美しい歯並びを手に入れることができます。

また、口腔内を清潔に保つことで矯正装置によるトラブル(口内炎や歯肉炎)も軽減でき、治療中の不快感を最小限に抑えることが可能です。

歯並びを整える道のりを、安心・安全に進めるためにも、ぜひクリーニングを習慣にしていきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

このブログが、矯正治療を考えている方の不安や疑問を少しでも軽くできれば嬉しいです。

山形市の矯正はごとう歯科で🦷✨

ご相談の方はこちらから→ 医院公式LINEアカウント:https://lin.ee/UAGDkMQ

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